STORY

うつし世はゆめ よるの夢こそまこと

物語の舞台は、日本の原風景の面影を残す、地方の小さな町「水天町」。
そこに住む3人の中学生、古森太郎、大神 信、中嶋匡幸は、それぞれ消し去ることのできない過去を持っている。
だからなのか、または違う理由なのか、3人は<現世>とは異なる世界、
<幽世>(かくりよ)へ魂(たま)抜けすることで行き来することが出来るようになる。
<幽世>とは人の亡霊の姿や遙か古代に死に絶えた生物の形を持つ「神霊」が住まうところ。
やがて<幽世>に起こりつつある異変のために、本来現れるはずのない「神霊」が
<現世>に現れ様々な悪影響を与え始める。
不思議な運命によって導かれた少年たちの<現世>と<幽世>、
二つの世界での大冒険が今始まる。

――彼らは、<幽世>の異変を食い止めることができるのか?
そしてこの異変の原因は?