ストーリー

ルグニカ王国の次期国王候補者5人が出場する大会が、王都ルグニカで開かれることになった。

その名も『美女王総選挙』!


「華やかさ」や「優雅さ」などさまざまな審査を行い、その総合評価で勝敗を決める。いわば王選の前哨戦で、優勝すれば『幸運がもたらされるといわれる宝具(ミーティア)』が与えられ、国民に名と栄誉が知れ渡り、現時点でもっとも王に近い人物となれる。各陣営はこぞって参加を表明し、王都はお祭り騒ぎに!
スバルは、前日から大会の準備を手伝っていたのだが、誤って賞品である宝具にキスをしてしまう。すると……、
<そなたの血を捧げよ……。その対価として、異性との接吻の加護を授ける。もし、この呪いを他人へ伝えれば、耐え難い不幸がお前を襲うだろう>
と声が響く。実は優勝賞品とされていた宝具は呪いの道具だった!呪いによりスバルに不幸が訪れ『死に戻り』してしまう。
自分ひとりの力では無理だと考えたスバルはベアトリスに助けを求めると、呪いの解呪条件は『キスすること』と判明する。スバルは解呪のためエミリアたちとさらに仲良くし、そして呪いの宝具が誰かの手に渡らないよう大会を妨害していくことに——。
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