官能昔話

まだまだ子供には聞かせられない、大人の為の昔話―

ユーモアとエロスが紡ぎ出すネオファンタズム……

ダミ―ヘッドマイクに加え、VR用特殊マイクでの

レコーディングによる立体音響!

官能昔話、再び!

2018.1.23 官能昔話ネオ~太郎伝説~のジャケットイラストキャストコメントを更新しました。

#1イソップ物語

Illustrated by めろ
官能昔話ネオ~イソップ物語~
  • 出演

    井上和彦、木村良平、蒼井翔太

  • お話

    「金の斧、銀の斧」 朗読:木村良平
    「王様の耳はロバの耳」 朗読:蒼井翔太
    「触れると金になるお話」 朗読:井上和彦
    「ロマンスグレーと二人の愛人」
    朗読:井上和彦、木村良平、蒼井翔太

  • 発売

    2017年10月25(水)

  • 価格

    2,400円(税別)

    品番

    USSW-0053

#2イギリス民話

Illustrated by 先崎真琴
官能昔話ネオ~イギリス民話~
  • 出演

    井上和彦、立花慎之介、梶 裕貴、島﨑信長

  • お話

    「ジャックと豆の木」 朗読:梶 裕貴
    「トム・ティット・トット」 朗読:立花慎之介
    「脳味噌ちょっぴり」 朗読:島﨑信長
    「三匹の子ブタ」
    狼:井上和彦、大ブタ:立花慎之介、中ブタ:島﨑信長、小ブタ:梶 裕貴

  • 発売

    2017年12月27(水)

  • 価格

    2,400円(税別)

    品番

    USSW-0054

#3太郎伝説

Illustrated by 宝井理人
官能昔話ネオ~太郎伝説~
  • 出演

    井上和彦、吉野裕行、柿原徹也、江口拓也

  • お話

    「千貫目太郎」 朗読:江口拓也
    「なまけ者太郎」 朗読:吉野裕行
    「シシとり太郎」< 朗読:柿原徹也
    「金太郎」 朗読:井上和彦、吉野裕行、柿原徹也、江口拓也

  • 発売

    2018年2月28(水)

  • 価格

    2,400円(税別)

    品番

    USSW-0055

特典情報

初回生産特典

ジャケットイラスト絵柄の官バッジ封入!

アニメイト全巻連動購入オリジナル特典

特典CD:オールキャスト掛け合い朗読劇「OZの魔法使い」
出演:蒼井翔太、井上和彦、江口拓也、柿原徹也、梶 裕貴、木村良平、島﨑信長、立花慎之介、吉野裕行
アニメイトオンラインョップ

ステラワースオリジナル特典

各巻2L判ジャケットブロマイド
ステラワース

ムービー

スペシャル

Scenario Sample

  • トム・ティット・トット
    ~イギリス民話~

    朗読:立花慎之介
    小鬼は娘の肩に乗ると、長い尻尾をしゅるりと彼女の首に絡みつかせました。

    小鬼
    「……そんで……」
    小鬼
    「アンタの自由を奪ってやるよ……」
    小鬼
    「アンタの肌は白くて柔らかいから、糸が奥深くまで食い込んで……跡がくっきりとつきそうだな……喉元とか、うなじとか……特に……この辺りとか……っ!」
    小鬼
    「……ああ、いいねえ……オレの尻尾がアンタの中に食い込んでくよ……ほら、感じるか……? アンタの肌が、オレをずぶずぶと飲み込んでいくぜ……?」
    小鬼
    「ほおら……痛いか? 痛いならそう言え……」
    小鬼
    「泣いてみろ……?」
    小鬼
    「泣き叫べよ……ほら!」
  • ジャックと豆の木
    ~イギリス民話~

    朗読:梶 裕貴
    大男は、ジャックの手から金の竪琴を離させようと、ジャックに息を吹きかけました。

    大男
    「なかなかしいぶとい小僧だな。よし、今度は俺の息でお前を吹き飛ばしてやるとするか」
    大男
    「ふうーーっ!!」
    ジャック
    「う、ううぅ……」
    大男
    「ふうーーっ!!」
    大男
    「どうだ……? 足りないか?……もっとしてほしいか?」
    ジャック
    「や、やめろー!」
    大男
    「そうか……まだまだ……足りないようだなあ……?」
    大男
    「……? これでどうだ?」
    大男
    「ふうーーっ!!」
    ジャック
    「やめて……もう……びしょびしょだぁ……」
  • 脳味噌ちょっぴり
    ~イギリス民話~

    朗読:島﨑信長
    男は自分の世話をしてくれる娘を愛おしく想い、胸が熱くなるのを感じていた。
    娘も同じ気持ちなのかどうか、男は確かめようとする。

    「ああ、あったかいんだな……こうして抱き合うと……安心する……なんだか俺、胸が……ドキドキしてきた」
    「体の中があつく……なってきた……お前の体も、こんなに熱いのか……?」
    「ああ……お前のも、こんなに熱い……やけどしそうだ……」
    「……こっちも……触っていいか……?」
    男は娘の唇を指先で少し触れると、なめらかに濡れた自分の唇をゆっくりと重ねました。
    「っ……。ああ……ここもなんて柔らかいんだ……」
    「……熱くてとろけそうだ……」
    「少し……噛んでもいいか?」
  • 三匹の子ブタ
    ~イギリス民話~

    狼:井上和彦
    大ブタ:立花慎之介
    中ブタ:島﨑信長
    小ブタ:梶 裕貴
    子ブタたちは狼の体を縄で縛りあげ、もう二度と自分たちを食べようとしないよう、約束させる。

    中ブタ
    「ふふ……どうですか? 痛いですか……? ああ、それとも……縄が擦れて気持ちがいいですか……?」
    大ブタ
    「そうか、もっとしてほしいか……。だったら、こっちの足も刺激してやらないとな……」
    小ブタ
    「この下の方も、もっと縄を食い込ませないと……ねっ」
    「ああっ! いた……っ!」
    小ブタ
    「ねえ、次はどこがいい……? このひと際真っ赤に腫れてるお腹なんてどう……? すごく敏感になっちゃってて感じやすいんじゃないかな……?」
    「な……っ! そ、そこだけはやめてくれ! 頼む!」
    中ブタ
    「やめてほしければ約束して下さい! もう二度と私たちを食べようとしないと」
  • 金の斧、銀の斧
    ~イソップ物語~

    朗読:木村良平
    ヘルメス神は「この斧が自分のものかどうか、よく触って確かめてみよ」と、男の手を斧の握りへと誘う。

    「……あ……す、すごい……握りからの流れるような反り、そして突起の作り……どれをとっても芸術品のように美しい……」
    ヘルメス
    「そこの硬さは、どうだ……? もう少し力を入れてみよ……ただ握っているだけでは、わからぬだろう……?」
    ヘルメス
    「少しずつ………指の一本一本を、そこに食い込ませていくのだ……」
    「あっ……は、はい……しっかりとしていて……ああ、こんなにも硬いのですね……」
    ヘルメス
    「これはただの斧ではなく金の斧……そなたが望めば、その役割は果たそう。勿論、それ以外の使い方もある……ほうら……こちらも確かめてみよ……」
  • 王様の耳はロバの耳
    ~イソップ物語~

    朗読:蒼井翔太
    羊飼いは乱暴に床屋の口に自分の指を入れ、固く閉ざされたその口を開かせました。

    羊飼い
    「ほおら、声を出してみろ」
    「『お』……それから『う』、口をもっと広げて動かせ、……『さ』……全っ然聞こえねなあ」
    「そんな声しか出せねのか?」
    「この俺を満足させられるように、もっともっと大きな声を出してみろ」
    「分かったか?」
    恐怖のあまり、床屋の舌の根はカラカラに乾き、元々小さな声は、とうとう少しも出なくなってしまいました。
    羊飼い
    「ふんっ、仕方がね。今日はここまでにしてやる。その代わり明日も必ずここに来い。いいか、逃げようなんて考えるんじゃねぞ」
    「明日はその口でちゃあんと言うまで、お前を放してやらねからな……」
    「覚悟しておけ……」
  • 触れると金になるお話
    ~イソップ物語~

    朗読:井上和彦
    触れたものを金に変える力を手にした王様は、自分への裏切りの罰として、愛する后を金に変えようとする。

    王様
    「汚れた肉体が、こうして清められていくのだ……」
    「左腕も……してやろう……」
    「少し、舌を這わせてみようか……。冷たくて……金属の味がする。かつて体を重ねた時のそなたの本当の味とは違う、無機質な味わいだ」
    「指先を見せてごらん……。もう冷たく、動かなくなっているだろう……? 滑らかだが……とても硬くて……美しい……金色の指先……」
    「次は……どこにしようか? そうだな。そなたの体の中で、一番柔らかな場所がいい……」
    「……そう、ここだ―――」
  • ロマンスグレーと二人の愛人
    ~イソップ物語~

    男:井上和彦
    年上の酒場の女主人:木村良平
    年下の花売り娘:蒼井翔太
    年上の酒場の女と年下の花売り娘、二人の愛人を同じように愛おしむ男。

    昔々、ある村に、ロマンスグレーの男がおりました。
    男はぶどう畑の大地主で、裕福に暮らしていました。
    数年前、女房に逃げられましたが、今では逢瀬を楽しむ愛人が二人いました。
    一人は男より年上の女で酒場をやっており、もう一人は村の若い花売り娘です。
    酒場の女主人は穏やかに男を癒やし、花売り娘は甘え上手で、どちらも非常に魅力的でした。
    女主人
    「私を酔わせてどうするんです?」
    「いいじゃないか。酔った君は、色っぽくて、そそられる」
    女主人
    「悪い人……」
    「そこがいいんだろう?」
    女主人
    「そうですね。ん……ごくり」
    「口元についてる……」
    女主人
    「いけない。私ったら……」
    「舐めてあげよう」
    女主人
    「あ………」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    花売り娘
    「きゃ!」
    「私を痛い目にあわせたおしおきをしないとね」
    花売り娘
    「まあ、怖い……。でも―――」
    花売り娘
    「おしおきじゃなくて……ごほうびでは?」
    「フフ……、私は甘いな……」
    花売り娘
    「いけない旦那様……」

Cast Comment

  • Update!
    太郎伝説

    吉野裕行さん

    昔話って意外とうろ覚えだったりするものです。
    今作で思い出してくださったら是非原作を読んでみるのも面白いと思いますよ?
    三つの物語に登場する様々なキャラクターたちをお楽しみください!
  • Update!
    太郎伝説

    柿原徹也さん

    今回の作品では様々な声色や芝居を楽しむことができます。
    1人語りのお話も是非聴いていただきたい!よろしくお願いします!
  • Update!
    太郎伝説

    江口拓也さん

    何と言っても一人で何役も演じてるところが聞きどころだと思います(笑)。
    色々挑戦したので是非聞き比べてみて下さい!
    あと、ダミーヘッドの使い方の斬新さ。
    まさか、あの役でダミーヘッドを使うとは…(笑)
    楽しんで下さい!
  • イギリス民話

    立花慎之介さん

    様々な登場人物が出てきます。
    その辺りの演じ分けなんかも聞きつつ、それ以外にかなり官能的なシーンもあります!
    全てひっくるめて楽しんでもらえたら嬉しいです。
  • イギリス民話

    梶 裕貴さん

    最初にタイトルをお聞きした時、「官能と昔話…すごい組み合わせ!」と衝撃を受けました(笑)。
    同時に、女性や動物などを含む多くのキャラクターを一人で演じさせていただけるということに強い興味を持ちました。
    色々な意味で楽しんでいただける作品になっていると思います。聴きどころは『雌鳥』です。
    よろしくお願いします!
  • イギリス民話

    島﨑信長さん

    通常の昔話の部分と、ちょっぴり官能的な部分とのギャップを楽しんでいただけたら幸いです。
    とっても素敵なメンバーで、題材も面白く、僕も完成品を聞くのがすごく楽しみです。
    是非、たっぷりと堪能してくださいませ!
  • イソップ物語イギリス民話太郎伝説

    井上和彦さん

    久しぶりに皆様のお耳にかかる事が出来ます。嬉しい限りです。
    5年ぶりなんですね。
    そんなに時間が経った気はしませんが、しっかりしびれていただきます。
    触った物が全て金に変わってしまうお話と、ロマンスグレーの男性が○○になってしまうお話をやらせていただきました。
    どちらも色っぽいお話なのですが、欲深い人にとっては、教えられる事が沢山のお話です。
  • イソップ物語

    木村良平さん

    大変ユニークな企画です。
    手練れの役者たちが、存分にはじけてます。
    僕も精一杯はじけてます。
    他では聞けない芝居、物語をどうぞ。
  • イソップ物語

    蒼井翔太さん

    このようなドラマCDで、1人で何役も演じさせていただくことはなかなかありませんので、とても楽しく収録させていただきました。
    みなさんの知っているあの物語が官能昔話ネオの世界観でよみがえります!
    是非聞いて聞いてください!

官能昔話シリーズ